きりんと本とブックレビュー

読書が好きです。ジャケ買いをするので、ジャンルに統一感がないです。誰かの読書の参考になれば嬉しいです。

新しいわかりかた

今日もあなたは本を読んでいますか?

こんにちは。キリンです。

 

今日、キリンさんが読んだ本は、

新しい分かり方

です。

 

 

新しい分かり方

新しい分かり方

 

 

昔から、佐藤雅彦さんのファンでこの人の考え方や書く文章が好きでした。

暮しの手帖』でも随筆を書いていらっしゃいますが、その内容と同じようなものと知り、興味がわいたので購入しました。

ハードカバーを買うのは本当に久しぶりでした。

 
こんな人に読んでほしい


暮らしにどきどきわくわくが欲しいという人にお薦めです。

本の前半は、写真や絵などで構成されていますが、

ページをめくるたびに、驚きやわくわくがあります。

ひとりで読んでいても、つい声に出して笑ってしまいます。

 

それから、ものの仕組みや考え方について、興味を持っている人にもお薦めです。

後半の随筆部分で、世の中の仕組みや考え方の不思議について、

佐藤雅彦さんなりの見方が説明されています。

 

もちろん、ピタゴラスイッチが好きなお子様にも!

 

一番印象に残っていること

“新しい分からない方”という言葉。

「こんな、分からない感じは初めてだ!」というときに使う言葉。

“新しい分かり方”と対をなす言葉。

 

こんなユニークな日本語を生み出してしまう、佐藤雅彦さんの発想力に感嘆します。

 

本の中では、タイトルにある“新しい分かり方”を解説していますが、

同時に“新しい分からない方”も説明されています。

私も、いくつか“分からない”仕組みがありました。

人によっては、半分くらい、“分からない”かもしれません。

“分からない”ことを分からないのであると理解することも、

人生を楽しくするうえで必要なことかもしれません。

(ここ重要!)

 

 

ハードカバーなので、少しハードルが高いかもしれませんが、

一度読むだけでなく、何度か繰り返して読むことで、

新しい発見や新しい分かり方があるかもしれません。

コスパは悪くないとおもいます。

 

 

本読み人の誰かの参考になれば幸いです。

明日は何を読もうかな。